道産子アイボール会2007
昨年に引き続き、今年も去る10月7日に「道産子CBer‘sアイボール会」が行われた。昨年同様、ホスト局は「そらちAB71」だ。毎度毎度「そらちAB71」には、イベント関係でとてもお世話になっている。集合場所、時間もすべて「そらちAB71」がセッティング。すべてに於いておんぶに抱っこの状態だ。私はというと、せめて少しでも参加人数が増えるよう、「CitizenNet」と「えひめCA34局」の掲示板に、書き込みしたくらいだ。
今年の会場は、江別市にある「江別河川防災ステーション」である。「さっぽろYS450」の運用地で有名になった?石狩川と千歳川の合流地点であり、目の前には道北と道央圏を結ぶ国道12号線が走るなどロケーションの良さと交通アクセスの良さを兼ね備えている。施設の中には、トイレや喫茶店も併設されており、今回のアイボール会には適した場所だ。

「ここがアイボール場所の江別防災ステーション。」
アイボール会当日、私は早朝まで仕事が入っていたので必死にこなす。「道産子掲示板」で「そらちVX20」が、「互いの連絡はアマチュア無線の藻岩山レピーターで」と呼びかけていたので、ハンディ機を傍らにおいて仕事をこなす。7:00を過ぎて、藻岩山レピーターから「そらちVX20」「ソラチKZ701」「そらちAB71」の交信が聞こえてきた。さすがはJARL広域レピーターだけあって、互いに70Kmはあろう距離も、まるでローカル並に聞こえてくる。それにしてもこんな朝早くから、アイボール会場に向かい準備にかかるとは、本当にご苦労なことである。
私も、8:00過ぎには仕事を終え家に帰りアイボール会の準備・・・しかし、日曜日は息子の習い事で10:00過ぎまでは、嫁に下の子供の子守を命じられている。その子守を終え、「さあアイボール会の会場へ!」と思ったが、愛車にアマチュア無線機が付いていない。だいぶん前に取り外して以来、そのままになっていた。別になくても良いのだが、今日は十勝から「とかちG44」も来るとのことで無ければちょっと不便である。もう3年も家で寝かせてあるアイコム△100を急遽車に積み込む。これで車からは144M 430M 900M 1200Mが運用できるようになった。車にCB機数台とアイボール用に用意したQSLカード 私の青春の証!昔各局とQSOしていただいたQSLカードを積み込み いざ江別市へ!
江別は、私が大学生時代に住んでいた所だ。国道12号線を走り、私の母校の大学を横目に見ながらアイボール会場に向かう。距離的には20km弱といったところだろうか。
アイボール会場は国道や石狩川 千歳川が一望できる小高い丘みたいな所で行われており、「そらちAB71」が設置したパーソナル 6mのHB9CVがとても目立つ。一目で無線家の集まりだとわかり、宣伝効果も抜群だ。

「パーソナル無線と6mのHB9CVを設置。国道から見るとかなり目立つ」
既に数局が丘の上で歓談中のようだ。とりあえず車を降り最初のご挨拶。これが毎度のことではあるが、何故か照れるというか恥ずかしい・・・何度かお会いしているにもかかわらずだ。けど、この感覚がアイボールを癖にしているのだと思う。ひょっとしてこんな気持ちになっているのは私ひとり???

「既に数局が集結し、話に花が咲いていた」

「アイボール会場の目の前は国道12号線と石狩川 ロケーションも最高だ」
最初にお会いしたのは「そらちAB71」「ソラチKZ701」「そらちVX20」「さっぽろTP7」 そして、十勝鹿追町から遠路はるばる200Kmの道のりを経て来てくれた、私の旧友「とかちG44」である。みなさんから名刺をいただき、私も早速アイボール用QSLカードをお渡しする。そこでみなさんとしばし歓談を楽しむ。今日は、アマチュア無線の全市全郡コンテストが行われているようで「そらちVX20」は6mでコンテストサービスを行っていた。みなさんCBもアマチュアも楽しむハイブリッド無線家だ。

「左上段からソラチKZ701 さっぽろTP7 そらちVX20 トカチAA180 そらちAB71 とかちG44の面々」
天候は晴れで、風が強いが気温はまあまあ。午後から夜にかけては雨となっている。どこまで天気がもってくれるか心配だ。「そらちAB71」から、早朝まだアンテナを設営している最中に新規局が来てくれたことを聞いた。まだ、コールサインも決めていないがRIGは持っているらしい。掲示板でアイボール会を知り、わざわざ訪ねて来てくれた。またまたこの北海道に、新たな道産子CB‘erの誕生である。
みんなで歓談中に「そらちVX20」が携帯電話を私に渡してくれた。「しゃべってみて」と言われ電話にでたらなんと「イワテB73」につながっているではないか!ビッグサプライズに、ちょっと興奮気味に話しをしてしまった。「イワテB73」からは、斬新かつこれまたサプライズな企画などをおしえていただいた。なにか協力できることがあれば、私も微力ではあるがサポートしたいと思う。
アイボール中、みなさんが持ってきた、いろいろなRIGや資料を見せていただいた。その中で「とかちG44」が持参してきてくれた、「JCBA発行のCB局名録」「初歩ラジオのCB開局の記事」で興味をそそるものがあった。一つはコールサインの発行についてである。北海道の、コンピューター導入前のコールサインは、「支庁名」+「アルファベット最大2文字」+「数字二桁」というイメージだった。たとえば、「とかちA1」から始まって「とかちZ99」になってから「とかちAA1」~「とかちZZ99」という具合に進むものだと考えていた。この当時の「とかち」コールはそんなに進んでおらず、私が知っている上では「とかちO」コールがこの当時の一番進んでいるコールだったと思っていた。そして「いしかり」コール以外は「アルファベット二文字」コールは存在しないと考えていた。ところが、このコールブックをみると「とかちUA」というコールが存在している。当時の「とかち」コールにアルファベット二文字が存在しているのであれば「とかちAA」というコールサインもあってしかるべきなのにそれが無い。そして、この「UA」というコールサインには、何か意味があるのか「くしろ」「そらち」にも存在しているのである。なぜか地方のアルファベット2文字は「UA」が多い。この当時、大都会の札幌がある石狩支庁の「いしかり」コール以外アルファベット2文字は存在しないと考えていた私からすれば目から鱗である。この当時の電監は結構ローカルルールでコールを決めていると聞いたことがあるので、たとえば出力や移動範囲でもコールサインが違ったのかもしれない。
もう一つは「初歩のラジオ」1977年の物で「CB無線を楽しもうという」特集の一文である。この中のQ&Aで「アマチュア無線のようにCQという呼びかけをして良いか」という問いに、「アマチュア局のような使い方をしてはいけない。必ず相手のコールサインを呼ぶこと」と書いてある。この解釈は当時正しかったのか??。正しいのであれば我々が行ってきた運用は全て違反ということになる。真相はいかに・・・
まあ、それはそうとこの本の広告も懐かしさがいっぱいだ。BCL全盛だったのか、「クーガー2200」やら「東芝TRYX」「ソニースカイセンサー」などが大きく宣伝されている。こういった時代はもうやってこないのかと思いにふけって本に夢中になっていると「とかちG44」が娘さんと約束があるため帰るという。そして「みんなで楽しんで!」と大きな紙袋をくれた。みんなで楽しんでとのことなので「酒かあ?」思い中を開いたら、CB機のジャンクの山である。ICB33HやらICB880 87Rとごっそり入っている。

「とかちG44から提供されたジャンクトランシーバーの数々!各局の目が獲物を狙う目と変わっていった」
「とかちG44」が帰った後で皆で電池を入れて動作点検をしたが、殆どが動くではないか!もう会場は大盛り上がりである。各局の目がすでにジャンク品に釘付けだ。とりあえず後から山分けすることにする。

「電池を入れてチェック中!殆どが動作することがわかり、各局の触手が伸び始める」
お昼をまわった頃に、アマチュア無線のアンテナが付いた車が一台やってきた。降りてきた人は、ちょっと危険が香りがするお方・・・どちら様??と思っていたら「そらちZ14」ではないか!想像と実際の人物像のミスマッチ感がアイボールの楽しみの一つでもある。あいさつも早々に引き続き歓談となる。

「そらちZ14とアイボール中!風貌と人間性は比例しないようです(笑)」
せっかく「そらちAB71」がセッティングしてくれたCB機 パーソナル機からは誰の声も聞こえてこない。無情にもノイズのみが聞こえてくる。それもそのはず、アクティブ局はみんなここに居るのである。「しょうがないよねえ」と皆で話していた矢先、パーソナルに着信が入る。「さっぽろYS450」だ。「さっぽろYS450」は本日用事があって来られないと事前に連絡があったのだが、昨年も欠席で我慢が限界を超えてしまったらしく、短時間ではあるがこちらに来るという。数分後「さっぽろYS450」とお嫁さんが登場し、各局の歓迎を受ける。差し入れも沢山いただき、しばし話に花が咲いた。今度またゆっくり会いたいと言い残し、30分位で去っていった。

「左上段からそらちVX20 ソラチKZ701 さっぽろTP7 さっぽろYS450と奥様 そらちAB71 そらちZ14 トカチAA180」

「免許制度だった頃の各局のQSLカードに興味津々の各局」

「Nationalのトランシーバーは通常の販売店ルート品と特機ルート品ではカラーリングが違うといった情報になるほど~との声」

「道内の大物違法CB局摘発の話で盛り上がる。最近、北海道電気通信管理局は違法局の摘発にかなり力を入れているようだ」
14:00を過ぎた頃から風は強さを増し、少しづつ天気も悪くなってきた。寒さも増しているため、数局と江別河川防災ステーションへ昼食をとりに入る。食堂で各局と現在の仕事の話などで盛り上がる。「そらちZ14」や「ソラチKZ701」からは、私のブログや掲示板が北海道のCB人口増に大きく貢献しているというお言葉を頂戴する。この時、初めてブログ開設して良かったと心底思った。
昼食を終え、会場の丘に戻るとなにやら慌ただしい。「そらちAB71」がICB770に向かって誰かとQSOしている。「さっぽろTP7」も愛機ICB880を片手にアンテナをグルグルと回してる。いったい何が起きたのか?なんと、朝来てくれた新規開局の局長がコールサインを決めて出てきてくれたのである。コールサインは「さっぽろHS45」だ。私もすぐにRJ580DでQSOいただく。ここは、目の前にJRが走っており架線からのノイズなのか常時ジーといったノイズが入ってくる。その中でのQSOは結構厳しかった。だが、面白かったのがRJ580とICB770では、770はノイズに完全に負けてしまっており、確認を取るのにかなり時間がかかったのに対し、RJ580ではノイズはそれなりにあるがそのノイズを押さえて入感するような感じであった。ANLの効きの違いだろうか・・・アイボール各局も自分のRIGで交信しようとトランシーバーをセッティングしていたが、間がだいぶん空いてしまったらしく「さっぽろTP7」が呼び出しを行った時には閉局してしまったようだ。

「そらちAB71のRJ580とICB770 机は以前も紹介したアースが取れる魔法の机!人口ノイズが多い場所では580に軍配が上がった」
時計も15:00を過ぎ空模様もかなり危なくなってきた。いつ雨が来てもおかしくない。早々に「そらちAB71」が設置していたパーソナルと6mのアンテナを全員で解体する。その後各局と再会を誓い解散となった。それぞれの帰路に向かう途中430Mhzでラグチューを楽しみながらの帰宅となった。
今回のアイボール会は、昨年以上に多くのCBerとお会いすることができた。また、このアイボール会をきっかけに、新しく開局してくれた方も出るなど、とても有意義なものとなった。「こんなに熱いアイボール会なら、年に一度と言わず何度でも参加したい」「どこかで、1泊してのミーティングもいいのでは」と「そらちZ14」局が言っていた。まさにその通りだと思う。年に1度はそういった泊まりでのアイボール会もいいのではと思うのだが、各局どうでしょう?本当に楽しい1日でした。ホスト局の「そらちAB71」またよろしくお願いしますね!
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